正月飾り【門松】~門松はいつからいつまで飾るの?
門松
門松は、歳神様の依代(よりしろ)と言われており正月飾りのなかで、最も重要なものとされています。歳神様が迷わず降りて来るための目印となるものです。
門松はいつ飾るの?
お正月の準備は、
門松を飾るのは、28日に飾るのが一般的です。
29日は「二重苦」につながる事や数字の「9」が「苦に通じる」というゴロ合わせから嫌われます。また、31日は「一夜飾り」と言われて忌み嫌われます。旧暦では30日を晦日(みそか)といいます。晦日は月の最後の日を意味するため31日と同様の扱いになるので、門松を飾る日には適していないということです。
その理由は、
- 歳神様をお迎えする準備を、前日にあわただしく行うことは失礼にあたるため。
- 葬儀の飾りが一夜限りであることに通じるため縁起がよくない。
門松はいつまで飾るの?
門松を飾る時期は、地域によって違いがあります。
一般的には松の内(1月7日)までとされていますが
小正月(1月15日)や二十日正月(1月20日)までという地域もあります。
小正月までというのは、
というところからきており、関西地方に多く残る風習です。
また、二十日正月は、
1月20日を正月が終わる節目の日とするもので
京阪地方や岐阜、石川、群馬の一部に残っている風習です。